唯、凛として折れない。

生きる為の小さなこだわり。 そして私の生きる根源になっている、 コンテンポラリーアート/ダンス、ヨコハマの街について、 此処に手持ちのノートのように記していきたい。

多肉植物、は屋内用植物、じゃなかった。

2記事目にしてアートではないのですが、

日々働いて暮らしていると、色々と書きたいことがありまして、

最近聞いた、今流行りの多肉植物のお話を私なりに切り取って、メモして参ります。

 

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多肉植物……そもそも、植物って、家で育てるのとても大変じゃないですか。

お水をあげたり、栄養あげたり……

それで、育てるのが簡単♪ 部屋でも育てられる♪ の文句に踊らされて、

多肉植物やサボテン、エアプランツ、観葉植物の数々に

手を出してみたりしちゃう訳なんですが、

これらの奴ら、別に屋内用植物でもなんでもなかった…!

 

 

 

というのも、植物は“光合成”をして生きている。

この当たり前のことに全てのヒントがあって。

 

中学で習った光合成光合成には、水と二酸化炭素と日光が必要不可欠。

で一番、不足しがちなのが「部屋明るいし、まぁいいか」となる光。

逆に言えば、この3つが揃っていれば植物はいたって元気。

※中学で習うのと若干違うのは、多肉植物ブドウ糖をつくるのではなく、

 もっとなにか違うものをつくってました…(ググってみてください笑)

 

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人間は、黄色い光を感じることができるのに対して、

植物は、青と赤の光を感じるようにできています。

 

……つまり、植物に本当に必要な光は、この青と赤の光。

人間から見て明るく見える黄色い光がいくらあったところで、

植物にとっては、何それ美味しいのレベルで必要ないものだった!!

 

理系出身の方がスピーカーだったので、

この辺のお話をとても分かりやすくされていて目から鱗でした。

 

 

もう少し詳しい話をすると、

μ mol.(マイクロモル)という、毎秒平方メートルあたりの光のつぶの量の単位で、

光量子束密度を表したりするそう。

 

明るいと思う室内でも、50 μ molくらいが普通で、

100-300 μ molが必要な葉物の植物にとっては、

室内はとても光が足りないという事態に陥りがち。

 

多肉植物もサボテンも、

元々かんかん照りのところで生まれた植物だということを考えると納得出来るけれど、

元々外で育てる植物だったということですね。

 

うちには、多肉ではないけれど

ベンジャミンちゃんと、ガジュマルくんともろもろいるので気をつけなきゃと。

 

他にも、多肉ってそもそも柔組織で水を貯めることができるよう進化した奴で、

逆にそのデメリットとして、持っている水分でバクテリアが繁殖しやすいそう。

なので、水やりはからっからに土が乾いた後に、

バクテリアごと流すイメージでたっぷり水やりするらしいです。

 

「植物が欲しがってたらあげてください」

 

の言葉が印象的。本当に植物と一緒に生活してきた人なんだなぁと。

(ちなみに屋久島の縄文杉なんかは真逆で、毎日雨が降る気候なので、

組織がぎゅっと小さく細く育って、あんなに立派で丈夫な幹ができるんだとか)

 

最後に、福島とチェルノブイリのお話をされていて……

この写真見たことありますか?

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日本の、福島の上空からの写真です。

「人間がいないだけで、植物はこんなにも生命力たくましく、浄化していってくれる。

なのに、人間がこんなにも都市をつくって緑を無くして……

そんな問題に、多肉植物を生業にすることで自分なりに貢献したい。」

 

と仰っていて、もののけ姫の最後の浄化のシーンを思い出すとともに、

鳥肌が立っていました。

 

 

 

http://www.tokiiro.com/

↑機会があってお話聞いたのは、TOKIIROさんというユニットのお二人です

 

文章の書き方、本当に分からないのだけれど、

ひとまずクオリティより、更新頻度!と思って書こうと思います。

 

一回、公開直前でデータ飛んだけど、めげずに書いた!

しばらく一人暮らしはじまったばかりということもあり、

生活編の記事が続くかとおもいますが、たまーに読んでいただけると嬉しいです。

 

では。